野生動物対策技術研究会に参加してきました。

 今年で7回目となる野生動物対策技術研究会に、社長とスタッフ2名で参加してきました。

上段は、江戸時代に島民が自主的に作ったしし垣です。

長崎とは地名ではなく、土で作ったしし垣のことさすんだそうです。

なんと、全長は島の周囲と同じぐらいの120km!! 当時の島民の方にただただ頭が下がります。

 下段左は、瀬戸内芸術祭の作品で、藁のサルです。実際は、3mぐらいの高さがあります。

他にも2体あり、なかなか見ごたえがありました。

 下段右は、北地地区の取り組み紹介の様子です。地区の中心メンバーの方々が自主的に勉強され、県の普及員さんから指導を受けるなどして、電気柵の管理方法やサルの追い払い方針などをみなさんで決めているそうです。

 人間が農作物をつくり、山に接した地域にすむ以上、野生鳥獣とのいろいろな問題は必ず発生しますが、それぞれの時代でその時代にあった対策をやっていくしかないんだと改めて確認した旅でした。